審美治療

ホワイトニング

ホワイトニングは、歯を白く美しくするための方法。コーヒーや紅茶などによる歯の着色を、自分の歯を削ることなく安全に白くします。専用のホワイトニング剤を歯に塗ることで少しずつ歯を白くします。歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行えるホームホワイトニングがあります。

オフィスホワイトニングは薬液の濃度が濃いために短期間で効果が得られやすいです。しかし一回の治療は１時間程度かかります。自分の求める白さまで何度かホワイトニングをしていきます。ホームホワイトニングは専用のマウスピースを作ります。そこに低濃度の薬液を入れて1日2時間マウスピースをつけます。効果は遅いですが、自分が求める白さまで自分のペースでホワイトニングする事ができます。薬液がなくなったら後で薬液だけ追加でご購入していただくだけでホワイトニングが続けられます。
またその二つを掛け合わせたデュアルホワイトニングもあります。

オールセラミッククラウン

オールセラミッククラウンは、虫歯治療で歯を大きく削った場合に被せるセラミック（陶材）のクラウン（被せ物）で、差し歯とも呼ばれます。保険治療で使われるレジン（プラスチック）や金属では見た目が不自然であったり、時間が経つにつれ変色や劣化が起きたりしてしまいますが、セラミックであれば天然歯と見間違うほどの美しく自然な見た目な仕上がりになります。

また耐久性にも優れており、しっかり噛めて適切なケアをすれば長く使い続けることができます。金属を一切使っていないため金属アレルギーの方でも安心です。

オールセラミッククラウンは全てシリコン印象材という精密な型取りの材料を使っています。

シリコン印象で歯肉溝が全て綺麗に型取りできている

また歯肉縁下形成という手技をしっかりと行なっています。通常歯肉縁下形成はしないほうが良いと言われています。その理由は手技が難しく歯茎の炎症が起きやすいからです。当院では的確な手技で行なって研鑽を積んだ技工士に作成を依頼しているので精度に自信があります。

適正な歯肉縁下形成。この状態でないと型取りできない。

セラミックはもともと汚れがつきにくい特性も合間ってかなり虫歯になりにくいものを作成する事ができます。

被せ物だけに汚れがついていない

また色合わせも審美治療ではとても大事になってきます。当院では正確な色を作り手である技工士にしっかりと伝えるためにカメラと写真にもこだわっています。

ラミネートベニア

ラミネートベニアは、歯の表面を削り、薄いセラミックを貼り付ける前歯に行う治療です。ホワイトニングの効果が出にくい神経を抜いた歯を白くしたり、歯並びのわずかなすき間を整えたりといった目的で行います。白く透明感のあるセラミックであるため、美しく自然な見た目に仕上がります。また、クラウンなどと比べると歯を削る量が少ないため麻酔が必要ありません。短期間で治療が終わるのもメリットのひとつです。

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングは従来の白い詰め物をより色を綺麗に硬くしたものになります。削る範囲はオールセラミッククラウンやラミネートベニアよりも少なく、虫歯の範囲たけで最も少ない量ですみます。色々な色を組み合わせて審美的に治す事ができます。大抵は１回の治療で治す事ができます。
当院ではラバーダム防湿にも力を入れています。

ラバーダム防湿は歯科治療をする上で切っても切り離せないものになります。
ダイレクトボンディングでのラバーダム防湿の重要性は歯への接着力に大きく関わってきます。ラバーダム防湿をしていないと唾液や治療中の血液が歯についてしまいます。その部分へ白い詰め物はしっかりと接着しません。また呼吸をする呼気すらも接着の阻害となります。海外ではラバーダム防湿をしないで行なった治療が失敗した場合訴訟されるくらい当たり前のことになっています。しかし日本でラバーダム防湿を行なっている歯医者はごく僅かです。

当院では様々なラバーダム防湿を実践しています
どんな状況でも対応できます

クリーニング

歯科医院で行う歯のクリーニングは、歯科医師や衛生士によって行われる専門的なものを指します。歯の表面にこびりついた汚れ、歯と歯、歯と歯ぐきのすき間の汚れを専用の器具などで取り除きます。日々のブラッシングでは取り除けない汚れを放置しておくと虫歯や歯周病の原因になってしまうため、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが推奨されています。