口内炎について

連日の炎暑でございます☀️

皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?

 

本日は『口内炎』についてお話したいと思います🦷

口内炎はできてしまうとなかなか治らずなにかとストレスを感じますよね。

食事中しみたり痛かったりと、かなり不快なものです💥

 

そこで、口内炎を早く治す方法や予防策について歯科と栄養学の両面から解説して参ります👩‍⚕️

 

 

 

口内炎の種類

○アフタ性口内炎

原因:疲労、ストレス、栄養バランスの乱れ、睡眠不足など

特徴:赤く縁取られた円形または楕円形の白っぽい潰瘍

 

○カタル性口内炎

原因:合わない被せ物、入れ歯、矯正装置、頰の内側を噛んだ、火傷などの外傷

特徴:粘膜の傷のような口内炎、円形ではないので気づきにくい

 

○ウイルス性口内炎

原因:カンジタ菌や単純性ヘルペスウイルスなど

特徴:多数の白い水泡ができる

 

口内炎の予防策

○栄養バランスを整える

ビタミン不足、鉄不足、亜鉛不足に注意

 

○免疫力を高める

疲労やストレスを取り除くためにも、適度な休養を取る

 

○定期検診へ

クリーニングをし口腔内の細菌を減らす

合わない被せ物や入れ歯をチェックする

 

○口腔内の乾燥予防

こまめな水分補給

良く噛んで食事を取る

キシリトールガムを噛む

 

○口腔内を清潔に保つ

毎日欠かさず歯磨き・うがいをする

フロスや歯間ブラシも併用する

 

口内炎予防に必要な栄養素

偏った食事は口内炎の一因となります。

粘膜の健康を保つ働きのあるビタミンB群、皮膚や粘膜のバリア機能を高めるビタミンA・ビタミンCを取りましょう。

その他にも新陳代謝、全身の抵抗力に必要な亜鉛・鉄などのミネラルも取りましょう。

 

 

🥦ビタミンB2

ブロッコリー、うなぎ、レバー、青魚、海藻、卵、納豆、牛乳

 

🍌ビタミンB6

ささみ、鮪、鰹、バナナ、にんにく

 

🥚ビタミンA

レバー、卵、うなぎ、チーズ、緑黄色野菜(ほうれん草、南瓜、モロヘイヤなど)

 

🍓ビタミンC

野菜類(ブロッコリー、小松菜、ピーマン、かぶや大根の葉など)、果物類(レモン、苺、みかん、柿、キウイなど)、いも類(じゃがいもなど)

 

口内炎を悪化させない食事方法

💡水分を多く含ませる

汁物や蒸し物にし、パサパサしたものを避ける

大根、トマト、ほうれん草は水分を多く含む

 

💡柔らかい食べ物

柔らかい食材を選んだり、かたい食材には隠し包丁を入れる

 

💡とろみをつける

煮汁にとろみをつけて飲み込みやすくする

 

💡避けた方が良い食材

スパイスなどの辛いもの、熱すぎるもの、酸味の強いものは治りが悪くなるので避ける

 

💡アルコール、たばこ、甘いお菓子を控える

口内炎改善に必要なビタミンを破壊するため

 

 

《 🍳おすすめメニュー👨‍🍳 》

・スープ   ・リゾット   ・雑炊

・お粥   ・煮込みうどん   ・オムレツ

 


 

口内炎予防には、ストレスを溜めない生活と栄養バランスの取れた食事が大切です🌿

 

口内炎は軽症であれば一、ニ週間で治ります。

一か月以上治らない場合や、なにか異常を感じたり、頻繁に繰り返しできたりする場合は医療機関を受診してください。

また、痛みが強く食事ができない時なども無理せずご相談ください👨‍⚕️

 

 

暑い日が続きますので、お体には十分お気をつけください🍉